3年前に弊社で設計監理させていただいた東京・世田谷の住宅のリフォームです。
完成当時、クライアントの方がお茶をたしなまれることから和室をしつらえていたのですが、月日が経ち本格的に水屋を設けたいとご依頼をいただきました。
都内の限られた敷地内に建てられておりますので、水屋を設けるスペースはもともと物置として利用していた1坪のお部屋としました。

設計者としては、我が子のような住宅です。

このような小さな改修でもそこには大きな宇宙が存在し、大切にお使いいただきたいと施工会社さんと時間をつくり、打ち合わせを重ね、大工さんのお知恵もいただき、無事に竣工いたしました。
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床:ひのきフローリング 水切棚・通し棚等の造作:杉板 壁:入洛壁紙 天井:杉柾正市松アジロ

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竣工から3年経過したツボ庭

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改修前(物置)


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大工さんが製作した竹製の簾(銅線網)、和紙貼りの照明器具

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和室 床の間



*東京都世田谷区
*面積:3.3平米
*担当;勝 岳史
*施工:前澤工務店