IMG_3244

当社は設計事務所としての職能をクライアントの代理人として、その職能を発揮し、よりよい建物維持、管理についての総合的な判断で業務を遂行致します。

設計事務所は、施工会社とは一切の利害関係ない立場ですので、クライアントのお考え、要望を良くお聞きし、その内容について施工会社に指示し、業務をすすめる者です。

本計画は、築18年経過している地下1階地上6階PH3階の鉄骨鉄筋コンクリート造のテナントビルの大規模改修工事です。
工事の依頼理由は、3,4階の内部が漏水しテナントさんから報告が入ったため、当社に調査願いをされました。
IMG_2269
漏水時の様子

どこから雨水が浸入しているかは、建物のつくりを総合的に判断、調査を実施し特定する必要があります。
本建物は築年数が経過している上、屋根、外壁のつくりがかなり複雑な形状をしている為、新築時の図面でも検討した上、理由をある程度想定し、改修計画を企て、改修が必要と思われる工事をリストアップし、図面に落とし込む作業をおこないます。
今回は外壁目地の劣化、並びに屋根内樋の熱膨張によるゆがみで漏水が発生したと仮判断を下しました。
また足場を架ける必要が生じましたので、他のタイル面の打診調査、張り替え、補強。屋上防水の改修など、建物の総合的改修計画を企て、工事を進めることと致しました。

IMG_1358
屋上防水調査の様子
IMG_1881
手摺が笠木天端に設置されてしまっている
IMG_1882

IMG_1841
地下ドライエリア漏水(照明器具も錆びており、漏電の危険有と判断)

IMG_1874

IMG_1621
外観
IMG_2845
外壁石貼り箇所のシーリング抜き取り調査(厚み不足判明)
IMG_1713
犬走り石破損
IMG_1839

図面を作成後、建設会社の入札を実施。決定業者と当社で再度足場を架けた後、漏水の検査を実施し、漏水原因の特定を図ります。

IMG_2582
内樋の満水検査実施状況

IMG_2642

IMG_2660
シーリング施工状況

IMG_2587
足場

IMG_2832
地下漏水箇所改修


after
IMG_3307
屋根:遮熱塗料塗布
IMG_3312

IMG_3258
笠木:SUS製特注 内樋:ウレタン防水

IMG_3249
手摺改修(天端→パラペット立ち上がりに設置) 床:ウレタン防水

IMG_3238
地下ドライエリア改修(躯体浸透性防水塗布+漏水箇所SUS製樋設置)
照明はランニングコスト低減を図る為LEDに交換
IMG_3234
建物エントランス廻りは石の破損が随所に見られたため、石を撤去し、コンクリート洗い出し仕上げとし、美観上も今後破損の生じにくい仕様としています。
IMG_3235

IMG_2826
洗い出し色サンプル

IMG_3314


■当社は現在所有されているビルなどの施設の維持・管理でお困りになっている方へのアドヴァイス、ご提案をさせていただいております。お気軽にご相談下さい。


O bldg

・東京都渋谷区恵比寿
・地下1階地上6階PH3階
・テナントビル (地下1階:ギャラリー 1階:店舗 2~6階:事務所)
・延べ面積1,188.13㎡
・photo 勝岳史建築設計事務所